植物との関係 その3
農作物に病気があるように、サクラソウがかかる病気というものもあります。
野辺山の自生地でも、北海道の自生地でも、クロホ病に侵されたサクラソウがみられます。
筑波大学農林学系の柿爲真博士によって、それがシベリアですでに報告されていた、プリムラに特異的なクロホ病菌によるものであることが明らかにされた。
クロホ病菌の被害は、果実が成熟する季節になると明瞭になる。
病気に侵されたサクラソウでは、果実のなかに種子のかわりに黒い胞子がつまっているからです。
農作物に病気があるように、サクラソウがかかる病気というものもあります。
野辺山の自生地でも、北海道の自生地でも、クロホ病に侵されたサクラソウがみられます。
筑波大学農林学系の柿爲真博士によって、それがシベリアですでに報告されていた、プリムラに特異的なクロホ病菌によるものであることが明らかにされた。
クロホ病菌の被害は、果実が成熟する季節になると明瞭になる。
病気に侵されたサクラソウでは、果実のなかに種子のかわりに黒い胞子がつまっているからです。
何年間にわたって調べてみても、被害は局所的で、一部のサクラソウ個体群だけに限定されています。
それは、この昆虫があまり大きな移動能力をもっていないことが理由であると思われる。
被害が地域全体には及ばないもう一つの理由は、植物が空間的に分離したいくつもの別の個体群に分かれて生育していることです。
個体群の空間的な分散構造は、危険の分散にも役立っているようです。
しかし、サクラソウの個体群が一つだけ孤立するほどに衰退してしまえば、その最後の一つが、食害によって壊滅的な影響を受けることもあるかもしれません。
他方、もし、サクラソウが絶滅してしまったら、このハナムグリハネカクシは、大切な食べ物とすみかを失って、絶滅の憂き目に遭うであろう。
サクラソウの花や葉を食べて生きている昆虫は他にもいろいろいることが明らかにされつつあるが、そのなかにはサクラソウに強く依存して生活しているものが、他にもみつかる可能性があります。
サクラソウを食べる虫のなかでも特に興味深いのは、ハナムグリハネカクシ属の昆虫です。
この昆虫はサクラソウのつぼみに穴を開けて花のなかに潜り込み、花粉を食べたり、そこで交尾したりと、サクラソウの花をまるでルームサービスつきのホテルのように利用する。
この虫がちんにゅう花を利用すると、種子が全くできません。
サクラソウにとっては、たいへん迷惑な闘入者だ。
けれども、農耕地や植林地などと異なり、良好な自然の残されている場所では、このようなタイプの食害者が猛威をふるって地域のサクラソウ全体に大きなマイナスの影響を及ぼすことはないようです。
サクラソウを食べる虫のなかでも特に興味深いのは、ハナムグリハネカクシ属の昆虫です。
この昆虫はサクラソウのつぼみに穴を開けて花のなかに潜り込み、花粉を食べたり、そこで交尾したりと、サクラソウの花をまるでルームサービスつきのホテルのように利用する。
この虫がちんにゅう花を利用すると、種子が全くできません。
サクラソウにとっては、たいへん迷惑な闘入者だ。
けれども、農耕地や植林地などと異なり、良好な自然の残されている場所では、このようなタイプの食害者が猛威をふるって地域のサクラソウ全体に大きなマイナスの影響を及ぼすことはないようです。
☆禄山美術館(2)
25歳でパリに渡り、ここでロダンの「考える人」を見て、強い衝撃を受けます。
これが彼にとって運命的な出会いとなり、彫刻家に転身します。
その後の活躍で、天才の名をほしいままにした緑山は、帰国後病に伏し、わずか32歳でその生涯を閉じました。
本館にある「坑夫」はパリ時代の作品で、高村光太郎の強い勧めで日本に持ち帰ったものです。
「女」は緑山がこの世に残した最高の傑作とされ、どちらの作品にも彼ならではの躍動感が集約されています。
そのほか、絵画、デッサンなど、収蔵品は多数に上ります。
新館には、砥山ゆかりの人々(中村悌二郎、戸張孤雁ら)の作品が展示されていて、日本近代彫刻の流れと展開がひと目でわかるよう配慮されています。
☆禄山美術館(1)
北アルプスの山麓に広がる清洌な水と澄んだ空気で有名な安曇野のほぼ中央にこの美術館はあります。
禄山がこよなく愛したフランスの田舎町の教会をイメージして造られた建物は、赤レンガの壁一面に蔦がからまり、ひっそりとしています。
日本にいることを忘れてしまいそうなほど、ロマンをかきたててくれます。
緑山こと萩原守衛は、高村高太郎とならぶ天才彫刻家です。
明治12年、この安曇野の農家に生まれ、地元出身の相馬愛蔵・黒光(新宿・中村屋の創始者)夫妻を訪ねたときに初めて油絵を見て感動、画家を志して上京します。
●一宮町立青楓美術館
この美術館は、画家津田青楓と親交のあった山梨県一宮町出身の歴史家小池唯則が私財を投じて昭和49年に開設して、59年に遺族から町に寄付されました。
青楓は、明治期は日本画を学んだ後に洋画に転向し、二科会創立奢貝として活躍、大正期にはマルクス主義者河上肇らと交際して、プロレタリア美術に深い関心を示しました噂昭和八年以後は日本画に立ち戻って書と絵に没頭し、今様良寛と呼ばれました。
ここには、300号の大作「疾風怒濤」(1932)をはじめとして、洋画、日本画、彫刻、デッサン、堂『工芸品などが収集され、常時約30点が展示されています。
☆松任市立中川一政記念美術館
松任駅前の緑地広場に、薔薇の花を模して造られたのが、日本画壇の巨匠・中川一政の美術館です。
薔薇は、画伯が好んで描いたモチーフでもあります。
美しい色彩馬力強い筆致で感動をストレートに表現した代表作には「駒ヶ岳」(1975)、「薔薇」(各年代あり)などがあります。
常設作品は70点ほどですが、年に1回は特別展も催され、数多くの作品に出会えます。
■宮本三郎記念美術館
「後世恐るべし、稀にみる写実の天才」と、若くして藤田嗣治画伯に才能を認められ、戦前、戦中、戦後と活躍を続けた洋画家宮本三郎の記念館が、郷里・小松市にあります。
華麗な色彩、鋭い観察力が魅力です。
画家の初期から晩年までの作品約300点を収蔵しています。
代表作には「婦女三容」、「窓際の女」などが挙げられ、華麗な色彩、鋭い観察力が魅力です。
●富山県篁牛人記念美術館
富山県出身の水墨画家篁牛人は、擦り込むように描く渇筆技法と長く細い線描を特色とし、日本画壇の中で異彩を放つ存在です。
この美術館は富山市在住の森田和夫氏が多数の篁牛人作品を市に寄贈したのがきっかけで、平成元年10月富山市制百周年記念事業の記念施設として開館しました。
篁牛人が50歳から亡くなるまでの32年間を暮らした場所に建てられたもので、富山市民俗民芸村の中央部に位置しています。
収蔵作品は「雪山淫婆」(1948)、「天平美人」(1976)をはじめ水墨画、彩色画、素描、墨書類など600点に上ります。
そのうち常時約40点が展示されています。
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